神の数式・宇宙の起源とミニマル生活
ディラックに始まり、ワインバーグまで来て残り重力を取り込んだら
神の数式が完成する。。。らしい。
ホーキングが研究し続けているブラックホールと宇宙の始まり、
量子力学と相対性理論の統合も、もうちょっとで完結。。。しそうだ。
ヒッグス粒子が空間を埋め尽くし質量をもたらすという描写も、
余剰次元が空間を埋め尽くし、重力を弱めているという描写も、
慣性質量と加速度によって、重力が表現されるニュートンの描写も、
結局は同じでしたっていう当たり前すぎてみんな知ってますっていう
つまんない結論で終わるんじゃないかな?
問題はその先。"何故に我々は存在し、何の為に生きるのか?"の答えを
物理学は指し示すことがあるのだろうか?
否。
理論物理学において、恣意性は認められない。一般性のみが称賛を得る。
個々に生きる目的が違うように、自由意志はヒューマニズムにおいて
ようやく陽の目を見るのだ。
なーんて科学番組を見ながら難しいことを考えてしまった。
ある意味、ミニマル生活は物理学の理念に似ている。
物理学では、全てを説明する一本の数式、神の数式を探求している。。。らしい。
ミニマル生活も、生活の全てを賄う必要最小限を探求する。
両方とも多項式、つまり足し算のカタマリだ。
あんまり項が増えないように、今日も持ち物を整理選別する一日でありました。